雑学

イースターって何をする日?2017年の日程は?

カラフルに色付けされた卵。

3月下旬が近くなると、この
いわゆる"イースターエッグ"をはじめ、様々な卵を模した飾り付けや
その卵を運ぶうさぎの置物を目にすることが増えてきますよね。

あなたはこのイースターエッグにどんな意味があるのか知っていますか?

イースター、復活祭、イースターエッグ

耳にする機会はあるものの、いまいち意味がわからない。

今回はこの「イースター」が、どんなものなのか調べてみました。

 

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イースターとはどういう行事?

12月25日は、言わずと知れたクリスマス。

このキリストが生まれたことを祝う生誕祭「クリスマス」
日本でも既に馴染みの深いイベントになっていますよね。

そしてイースターも同様に、
じつはキリスト教においてはとても重要な祭日なのです。

イースターは「復活祭」とも言われ、
十字架に磔にされたイエス・キリストが
3日後に復活したことに由来しています。

キリスト教徒の方は、このイースターの日には
クリスマス同様、家族でごちそうを食べてお祝いをするのです。

 

イースターエッグやイースターうさぎにはどんな意味があるの?

 

イースターが近づくと雑貨店などに並べられる
きれいな模様のついた卵の置物がイースターエッグです。

キリスト教において卵は生命の誕生を意味するもので、
重要な物だと考えられています。

イースターのお祭りでも家族で食べるごちそうとともに
ゆで卵など卵を使った料理が振る舞われるのもイースターの特徴です。

雑貨店で売られている置物は
プラスチックやチョコレートで形作られている場合もありますが、
デコレーションテープ・シールやクレヨン・絵の具などで
自作してみても良いかもしれませんね。

 

イースターエッグとともに、
その卵を運んでいるうさぎの置物もよく見かけますが、
こちらはイースターうさぎといいます。

なんと、『イースターエッグを産んだのはうさぎである』という伝承もあるそうですよ。

また、うさぎはたくさんの子供を生むことから
豊かな生命の象徴とされていることも、
イースターにうさぎが登場する理由のようです。

 

イースターは何日に行われる?

イースターのお祭りは日付が変わる移動祝日で、年ごとに異なります。

基本的には
「春分の日が過ぎて最初の満月が出た次の日曜日」と定められています。

しかし、西方教会ではグレゴリオ暦
東方教会では太陽暦を用いていることから、
それぞれの協会で日付が異なる場合もあるようです。

 

さらに、各国での緯度の差から日付にずれがでてしまうため、
西方教会では春分の日を3月21日に定め、
満月の日をメトン周期と呼ばれる周期から導き出すことで、
各国での差をなくして一斉にイースターを行っています。

 

ちなみに2017年のイースターは西方教会、東方教会ともに4月16日です。

日本ではまだ、やや馴染みが薄いお祭りではありますが、
これを機にお祭りの意味を考えながら、
ちょっとした飾り付けやお祝いをしてみるのもいいかもしれませんね。

 

 

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