父の日って外国では、いつ・どんな風にお祝いしている?
2017/04/20
6月の第3日曜日、
意外といつだったか忘れられがちな父の日。
これといった祝日になっているわけでもなく、
気が付いたら過ぎていた、
なんてことも……経験があります(苦笑)
それでもできるだけ、母の日に負けないように
父の日も感謝を込めてお祝いをしたいですよね!
さて、母の日には日本でも海外でも
カーネーションを送るのが一般的なことが多いようですが、
海外での父の日にはいつ?どんな風に?お祝いをするのか、
気になって調べてみました。
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父の日の発祥は?
父の日は、実は母の日と同様にアメリカで生まれました。
1909年、アメリカワシントン州の、ソノラ・スマート・ドットという女性が、
母の日についての説話を聞き、男手一つで自分を育ててくれた自分の父を敬い、
教会の牧師に父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことが
父の日のきっかけだといわれています。
そして、当時すでに始まっていた母の日同様、
父の日もあるべきだと考え、
母の日のように父に感謝する日をと、牧師協会へ嘆願して始まりました。
最終的に、祝日としてアメリカで制定されたのは1972年のことのようです。
アメリカ以外での父の日
このアメリカの習慣にならい、今では多くの国で、
6月の第3日曜日が父の日とされていますが、
それ以外にも様々な父の日があります。
台湾ではパパと八八の中国語での発音が似ていることに由来して、
8月8日に父の日(父親節)が定められています。
ブラジルでは母の日の3か月、8月の第2日曜日が父の日ですが、
国民の休日としては定められていないようです。
イタリアやスペインなどカトリック系の国では3月19日で、
これは、イエスキリストの父、聖ヨセフの祝日にあたるためだとされています。
全体でみるとやはり、
6月の第3日曜日が一番多く、
次いで聖ヨセフの祝日である3月19日が多いようです。
他にはフィンランドやノルウェー、スウェーデンといった北欧の国では
11月の第2日曜日に集まっているなど、
地域や文化によって決められていることが多いようですね。
少し変わった『父?の日』
父の日といってもよいような、でもちょっと違うかな?
と思える祝日もあります。
例えばロシアでは父の日というよりも、
男性の日という位置づけで2月23日に
「祖国防衛の日」が定められています。
軍人・退役軍人、父・夫・男性に感謝する日で、
元は旧ソ連時代の赤軍の日で、
ソ連崩壊後、現在の名前になったようです。
ちなみに、国際女性デーである3月8日が母・妻・女性の日となっています。
また、日本のお隣韓国では、
父の日、母の日という位置づけではなく、
両親の日として、5月8日が定められています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
母の日のカーネーションのようにお決まりのプレゼントがないことや、
祝日のない6月ということもあって、
なにかと存在感が薄くなってしまっている父の日ですが、
ぜひぜひ、ネクタイやハンカチなどの贈り物を用意して
お父さんへの日ごろの感謝を込めて、お祝いするようにしたいものですね!