雑学

静電気を手軽に除去する方法は!?バチバチ刺激とはサヨナラ!

2016/10/11

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気をつけているのに忘れた頃にバチッと不意打ちしてくる静電気。

家や車のドアを触るたびにドキドキ…
なんて経験有るのではないでしょうか?

出来ることなら避けたいものですよね…!

今回はそんな静電気の原因と除去の方法をご紹介します。

 

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静電気ってなに?バチッと来る原因とは?

世の中のありとあらゆる物の中は原子でできていて、
簡単に言うと、プラスの電気の粒とマイナスの電気粒が
同じ数だけ組み合わさってできています。

この電気の粒が静電気流れていない止まったままの電気になります。

とはいえ、全く移動しないわけではなく、
マイナスの電気の粒は他の物との間で移動することがあります。

このマイナスの粒が移動しすぎて崩れたバランスをもとに戻すため、
一気に電気が移動することで、
あの嫌なバチッっとした電気が流れてしまうわけです。

 

このマイナスの電気の粒が移動する主な理由は摩擦です。

下敷きで髪の毛を擦るとくっつくというおなじみの実験も、
摩擦で静電気が大きくなることが分かりやすい一例ですね。

 

また、普段は空気中の水分を通して
溜まった静電気がゆっくりと放出されていきますが、
空気が乾燥して、電気を通してくれる水分の少ない冬場
この放出がなくなるため、他の季節よりも静電気が起こりやすくなるのです。

大人よりも子供のほうが静電気が起こりにくいのも、
肌の保水力や発汗が影響しているようですね。

 

静電気って除去出来るの?その方法と対策

先程書いたとおり、バチッと電気が流れる原因は
バランスの崩れた「大量の」電気が一気に流れるせいです。

そして、静電気が痛いのは、
スタンガンのようなバチバチとした電気が流れるためです。

まぁスタンガンと言うのは大げさではありますが、仕組みはよく似ているんです。

ですので、静電気が起こらないようにする方法は次の3種類です。

 

静電気がたまらないようにする

静電気がたまる素材には
マイナスの電気が集まりやすいものと、離れていきやすいものがあります。

マイナスの電気が集まりやすいもの塩化ビニルポリエチレン、アクリルなどで
マイナスの電気が離れやすいもの毛皮ウール、ナイロンなどです。

人の体はどちらにも偏りづらい傾向のようですね。

静電気はマイナスの電気が移動することで
0からプラスマイナスどちらかに偏ることで起こるため、
衣服の素材をマイナスが集まりやすいものばかりにするか、
離れていきやすいものばかりにすることで
静電気が頻繁にたまることを防ぐことができます。

 

一気に電気が流れやすいようにする

電線は必ず金属でできていますね?
ゴムが電気を通しづらいのも有名です。

バチッと電気が流れるのは「一気に大量の」電気が流れてしまうためなので、
金属などの電気が流れやすい物を触るとこの条件を満たしてしまうわけですね。

けれど、ゴムに触ったところで、電気が留まって体から出ていきません。

どうすればいいのかというと、
『あんまり電気が流れないけど、ゆっくり出ていくもの』を触ると
あの嫌なバチバチを防ぐことができます!

一番簡単なものは壁か地面ですね。

壁の素材は屋内・屋外問わず強い電気が流れづらいので程よく電気を逃してくれます。
手のひらや手の甲を2~3秒当てるようにすると良いですね。

 

肌の触れないところで電気を流す

車のドアを開ける前なんかは辺り一面金属なので、
うっかり触ることができません!

そんなときにとれる方法がこれです。

鍵やキーホルダーなどの金属を持って(※金属を触りますが、電気の逃げ道が無いので電気は流れません)
その金属の反対側を車のドアなど金属に触れさせる方法です。

こうすることで、痛みの原因である放電が鍵の先端とドアの間で起こるので、
痛さを感じること無く電気を逃がすことができます。

家のドアなんかでも出来る方法ですし、時間もかからないので、
習慣にしておくと静電気の被害がぐっと減るのではないでしょうか(*^^*)

 

まとめ

いかがでしたか?

私もこの静電気が大の苦手で…^^;
これさえ無ければ、冬をもっと好きになれるのに~!
…なんて、思ってしまうんですけどね(笑)

静電気除去の正しい対策を知って、
冬場の嫌な静電気と是非さよならしたいものですね。

 

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