健康 雑学

梅雨の湿気対策でカビから家を守ろう!!

毎日のように雨が降って洗濯物も乾きにくい梅雨の季節。

ちょっと油断していたら、いつの間にか家じゅうカビだらけ…!

なんてことにはなりたくないですよね。

そんな事にならないためにも
梅雨の時期に必ずやっておくべき湿気対策を考えてみました。

 

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カビが生えやすい場所は?見落としがちな要注意ポイント

湿気がある場所はカビが生えやすいというのは
なんとなく思い当たると思いますが、
どんなところにカビが生えるのでしょうか?

まず、カビが育つ条件には

  • 栄養
  • 酸素
  • 湿気
  • 温度

があります。

カビの『栄養』というと、
よく食べ残した食品などにカビが生えているのを目にするため
なんとなく、有機物がカビの栄養になるのかな…?

と思いがちじゃないですか?

でも違うんですよね…(^^;)

なんとホコリやプラスチックでさえカビの栄養になってしまうため、
カビの栄養を完全に断つことはかなり困難なのです!

そして酸素や温度も同様に、空気中からなくすことはムリですよね。

しかし湿度は、およそ80%以上になると急速に発生が増えてくるため、
湿度をこの80%より低く抑えることが、カビを防止する一番の方法になります。

 

では逆に、室内で湿度が80%以上になりやすい場所
というのは、どのようなところが考えられるでしょうか?

まず真っ先にあげられるのが、
トイレ・洗面所・お風呂場・キッチンなどの水回りですよね。

次いで、空気が流れにくい
押入れクローゼット・下駄箱などです。

また、敷きっぱなしの布団
ベッドマットの下なども体から出た汗や体温などで湿気がたまりやすく、
めくってみたらカビが…!なんてことになりやすいので要注意です。

 

布団といえば、かくいう筆者もマットレス裏のカビには何度も泣かされていて…
あれ、ほんとに梅雨の時期は油断するとすぐにカビが…!( ;∀;)

ちょっと仕事が忙しい日が続いてたりして疲れていても
朝の時間にバタバタしながらお布団まで上げるのが大変~!
なんて甘いことは言ってられないんですよね…

 

湿気対策の基本は?

さて、湿気除去と言っても実際に何をすれば良いのでしょうか?

まずは基本となる湿気対策を確認しておきましょう!

基本的には湿気を多く含む空気は重たく
空気の抜け道がない場所では空気が動きません。

そこで、湿度が高くならないようにするため
湿気のこもりやすい場所では換気扇扇風機を掛けるのが基本です。

湿気が溜まりやすい水回りに
必ず換気扇がついているのはこのためですね。

お風呂場などの場合は、使い終わった後タオルなどで
残っている水気を除去してから換気扇をかけると効果的です。

 

また、家全体の風通しを良くするために窓を開け換気を行うことも大切です。

しかし、梅雨のような連日雨が降っている時期だと、なかなか窓を開けられず、
換気をしてもそれほど効果がない場合も多いのがつらいところ。

梅雨の期間は、晴れている日には必ず換気をするように心掛けましょう!

また、外が雨の日であっても、まったく家の中の空気が動かないよりは
外からの風で室内の空気を動かすことができれば、
多少は家具などのカビを防ぐには効果がありますから
雨の程度によっては部屋の窓を開けておいてもいいでしょう。

雨が室内に降りこまないように注意してくださいね~(*^^*)

 

そしてさらに、もう一つの方法が
エアコンの除湿モード除湿機を使う方法です。

これは家の中の空気から水分そのものを
取り除いてくれるので、根本的な解決になります。

ただ、下駄箱や押入れなど閉鎖された場所からは除湿されづらいため、
除湿を行うときは、部屋の扉や押入れの扉などをあけて
空気の通り道を作っておきましょう!

 

手軽にできるプラスアルファの湿気対策!

エアコンの除湿モードもエアコンさえあれば誰でも出来る方法ですが、
これだと気になってしまうのが電気代なんですよね(^^;)

節約しつつも、もっと手軽にできる除湿方法も欲しいところ。

それに、エアコンでは手が届かない棚の奥や家具の裏まで
きっちり湿気対策しなければカビは防げないのです…!

というわけで、手軽に出来るプラスアルファの湿気対策をご紹介します。

 

新聞紙をおく

新聞紙などの目の粗い紙は表面積が広く、湿気を吸いやすいので
くしゃくしゃに丸めた新聞紙(1枚ずつ丸めることで表面積アップ)を
部屋や押入れの隅や洗濯機の近く、ベッドの下などにおいておくと
これだけで意外と湿気を集めてくれます。とっても簡単!

部屋の中に新聞が散らばっているのはちょっと……という人は
押入れや下駄箱だけでもどうでしょうか?

ただ、あまり長期間置きっぱなしにせず、
1週間に1度ぐらいは取り替えましょう。

炭をおく

も置いておくだけで除湿・調湿効果があります。

そのまま置くと汚れてしまうので、
小さな籠などに入れておくと移動もしやすく便利です。

また、新聞紙と違い、比較的長い間置いておいても効果を発揮しますし
それに加え炭には消臭効果もあるので、靴箱などにはピッタリですね。

ある程度湿気を吸った炭は、天日干しをしたり
湿度の低いところにおいて水分を放出させてやることで、半永久的に使用できます。

ただし、バーベキュー用に売っている安物の炭など質の低いものだと
炭の中に(厳密には炭とは言わないそうですが)水分を多く含んでいるため、
除湿や消臭の効果が低く、かえってカビが発生しやすいとのことなので、注意が必要です。

重曹をおく

口が広めの容器(瓶やカップ)に重曹をいれ、
ガーゼをゴムやリボンで止めます。

お好きなデザインの瓶と色付きガーゼ、リボンなどを使い、
中にアロマオイルを2~3滴入れれば、
市販の除湿剤よりもおしゃれで玄関先などにも置きやすい"除湿ポット"の出来上がりです!

除湿効果が弱くなってきたと感じたら重曹を入れ替えればいいですし、
アロマオイルも気分次第で変えられるので、
「除湿もインテリアも大事!」という人にはこの方法が特におすすめです。

 

どれも置物ばかりですが、エアコンや扇風機、除湿機を使わず手軽に湿気対策ができます。
戸棚やふすまの中など、締め切った場所にも置いておけば効果を発揮するのが利点ですね♪

もちろん、市販の湿気取りでも有効です!

ジメジメ季節をすこしでも快適に過ごすためにも、
カビが生える前にぜひ湿気対策を!
少しでも参考になれば幸いです(^^)/

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