通帳が使えない!?磁気不良の原因と予防策!
記帳をしようと思ったら
「読み込みに失敗しました」なんて表示がでて、
忙しい中、泣く泣く窓口で再発行。
そんな経験をしたことがありませんか?
私はよくあるんです…(^^;)
通帳が読み込めなくなる、読み込みにくくなる、
その原因こそ「磁気不良」です。
知らず知らずのうちに起こりやすい、
起こったことに気づきにくい磁気不良の原因と対策を知って、
いざという時の通帳トラブルとおさらばしましょう!
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Contents
磁気不良の原因って何?通帳を読み込む仕組みとは
通帳が読み込めなくなる磁気不良。
一度は耳にしたことのある言葉ではないでしょうか?
通帳の背面についている黒い帯、この部分に記録されている情報が
壊れて読み込めなくなるのが磁気不良です。
よく「磁気テープ」と言われますが、
通帳についている物は「磁気ストライプ」と言い、
クレジットカードやポイントカードについている読み取り部分の黒い帯と同じものです。
磁気テープはビデオやカセットの記録などに利用されているものですね。
磁気テープも磁気ストライプも仕組みは同じで、
磁力で変化する記録媒体に磁気ヘッドと呼ばれる機械で
情報を書き込んだり読み込んだりしています。
そう!
この磁力で情報を書き込むというのが曲者なのです!
磁気ストライプは記憶している情報が磁力によって書き換えられます。
日常生活で磁石や磁力を発生させる物に
近づけてしまうと、勝手に情報が書き換えられ、
正しい情報が読み込めなくなる。
それが磁気不良なのです。
大切な通帳を磁気不良から守るには?
通帳が読み込めなくなる磁気不良の原因が磁力だとわかったところで、
磁気不良を起こさないために、
普段から気をつけるべき事をまとめてみました!
磁石に近づけない
磁気ストライプが読み込めなくなる最大の原因は
記録されている磁気の情報が壊れることなので、
磁石に近づけないことが一番です。
ハンドバッグや財布の留め具も磁石式の物があるので、
うっかり近づけないよう気をつけましょう。
電子レンジ、携帯電話、パソコンに近づけない
電子レンジや携帯電話は
動いているときに電磁波というものが出ています。
電「磁」波の名前通り、磁力を持っているので、
これらに近づけると、磁気ストライプが壊れてしまう原因になります。
また、モーターにも磁石や電磁石が使われているため、
携帯電話やパソコンなど、強力なモーターを含む機械の近くに
置いておくと、磁気が読み取りづらくなってしまいます。
他の通帳やキャッシュカードと一緒にしない
通帳をひとまとめにおいておくこともあると思いますが、
通帳同士の磁気ストライプが影響しあい、
どちらか、あるいは両方に磁気不良が起こってしまう可能性があります。
保管の都合で近くにおいておきたい場合は、
下記の磁気保護ケースに入れておくと良いでしょう。
磁気保護ケースを使う
磁気プロテクトケースとも呼ばれる通帳用のケースで、
磁力による影響を小さくしてくれる効果があります。
かなりの割合の磁力を防いでくれるので、
磁石などによる不具合をかなりの割合で防いでくれます。
品質や時間によって効果が弱まることもあるので、
過信はせず、磁石などは極力避けるようにしましょう。
番外!! 読み込めない通帳の意外な復活法
ここまで磁気の読み込み不良について説明しましたが、
通帳が読み込めなくなる原因は、実はこれだけではありません。
一番最後に書き込まれた行の印字が薄く、
ATMがどこから書き始めればいいかわからずに
エラーが起こってしまう、ということもあるのです。
そういう場合には、
一番最後に印字されている行の日付にかかれている「-」などを
ボールペンで濃くすることで読み込みがうまくいく場合もあります。
ただし、本当に磁気不良の場合はどうしようもありませんので、
そういうときは窓口で再発行をしてもらいましょう!(^^;)