子供が発熱!お風呂に入れてもいい目安は?
季節の変わり目には体調を崩しやすいものですが
子供なんかはなおさらのこと。
「さっきまで全然元気だったのに、気付いたら熱が出てぐったりしている~ッ!」
なんて、小さいお子さんのいる家庭では事はよくある話ですよね(^^;)
熱が出ていると汗でパジャマも体もびっしょり。
ただでさえ代謝の良い子供は
すぐに汗でベタベタになっちゃうし
普通にしていたって、子供の体は汚れやすいものです。
いっそお風呂にいれてさっぱりさせたい…!
…でも「熱が出てる時にお風呂に入れるのは良くない」
って、大抵の場合は言うんですよね。
なぜ、ダメなのでしょうか?
お風呂に入れてはいけない場合の判断の目安と、
入れてもいい場合に気を付けることをまとめてみました!
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なんでお風呂はダメ?
「風邪の時はお風呂に入れないように」
というのはそもそも、昔は各家庭にお風呂がなく
銭湯で済ましていた時代の名残のようなものでもあるようです。
さらに、お風呂があってもお風呂場はかなり冷たかったので、
折角お風呂に入って体を温めても、
すぐに湯冷めして悪化する事が多かったので
「お風呂は控える様に」指示していた医師が多かったのです。
今の時代なら、お風呂はほとんどの家庭にありますし、
お風呂場に暖房がついてる家も多いですよね。
このように、湯冷めしない様に気を付けていれば、
微熱程度ならお風呂に入れてもまず問題はありません。
お風呂を避けるべき状態って?
ウィルスは熱に弱く、お風呂に入れる事で免疫力が上がる事もあり
最近では、お風呂に入れる様に指示する医師が増えています。
子供は平常時の体温が高いので
だいたい38度ぐらいからを「発熱している」と考えます。
個人差もありますが37度程度ならまだ微熱なので、
子供の状態をみながら、お風呂に入れるかどうか判断しましょう。
ですが、湯船に浸かるのは意外と体力を使うので、
子供の熱が38度以上あったり、あるいは『熱が無くても』、
ぐったりしているようならお風呂は避けてください。
解熱剤を使っている時も注意です。
解熱剤が効いていると、
案外子供はケロッとして元気に遊んでいるので、
親は「もうお風呂に入れても大丈夫かな?」と思ってしまうことがあります。
しかし、これは薬のおかげで一時的に熱が下がっているだけで
治って元気になった訳ではありません。
なので、解熱剤を使っている時もお風呂は避けましょう!
お風呂に入ることができない時は
お湯で濡らしたタオルで体を拭くだけでもさっぱりしますので
ちょっと手間かもしれませんが、寝る前などに
服を着替える時についでに拭いてあげましょう(*^^*)
比較的症状が軽ければ、シャワーだけで済ますのでも大丈夫ですが
その場合も湯冷めには気を付けてくださいね。
お風呂に入れる時、気を付ける事
お風呂に入れる場合、
まず気を付けたいのは湯船の温度です。
あまり熱すぎるお風呂に入れたり、長湯をするのは避けましょう。
熱いお湯につかるのも、入浴時間が長くなるのも、
どちらも思っている以上に体力を使います。
熱すぎない温度のお湯で、
いつもより早めに入浴を済ませるようにしてあげてください。
身体や髪を洗うのも1日ぐらいはサボってしまっていいでしょう。
そしてお風呂からあがった後は湯冷めに気を付けてください。
折角お風呂でさっぱりして体を温めたのに
湯冷めで体調が悪化してしまうのなら、入れないほうがマシですからね(^^;)
寒い時期なら、できれば、まず湯冷めしない様に
脱衣所の気温を温めておくのが一番です。
髪の毛も濡れたままでは熱が悪化してしまいます。
念入りに水分を拭きとってドライヤー等で乾かしましょう。
お風呂に入ってさっぱりすると
さあ!布団へ!
となりますが、すぐに布団に入ると汗を大量にかいしまい、
あんまりお風呂に入った意味がなくなってしましまね(^^;)
湯冷めしない様に気を付けつつ、
一旦落ち着いて、お茶などで水分をとってから寝かせてあげましょう。
まとめ
お風呂に入るのは免疫力も上がり
良い事も多いのですが、熱があるうちは無理をしないのが一番です。
子供の体調を見ながら、
病院に行く機会があるなら医師とも相談しつつ
お風呂に入れるかどうか判断しましょう。