お餅のカビは食べても平気！じゃない！？防止策と対処法
お正月の風物詩のお餅…
鏡餅だったり、お雑煮に使ったり焼いて食べたり。
使い方は色々♪
お正月以外でも、私たち日本人の冬には欠かせない食べ物ですよね！(*^^*)
しかし、沢山買い込んでおいて
うっかり忘れてしまう事ってありませんか？
気付いた頃にはお餅がカビていた…
「これ…どうしよ…（ガーーーーーーン」 ってなっちゃいますよね(^^;)
でも、そういえば昔
祖母から「餅はカビている所を削れば食べれる」と言われて
子供の頃に食べた経験があるんですけど…
大人になった今、本当にカビてしまった餅は食べても大丈夫なのか！？と
気になったので調べてきました！
はたして、あの「大丈夫やで…＾＾」というおばあちゃん論は本当だったのか！
（その時はお腹をこわしたりなど特になかったので、まぁ大丈夫といえば大丈夫だったんですけどね、笑）
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食べると危険？削ってしまえば大丈夫？
結論から言うと、
はっきり言ってカビの生えたお餅は食べない方がいいです。
餅に生えるカビの中には発ガン性の物もあるんだとか…！
餅カビにも種類はたくさんあるのですが、
このカビは専門家でもパッと見ただけではわからないそうですよ。
表面に見える、色のついている部分はカビの胞子です。
「割ってみると、中のほうは大丈夫だな～…」なんて思うのは要注意です！
一見カビが生えていない様に見える内部にまで、
実は菌糸が入り込んでいるっていうことが多いのです。
カビの菌糸は内部に深く入っているので、
カビの見えるところだけそぎ落とせば大丈夫というものでもありません。
さらにカビの毒は熱に強いので、
殺菌のつもりで焼いたりゆでたりしてみても
あまり効果的とは言えないんだとか…
う～ん怖い(^^;)
じゃあなぜ昔の人は「餅カビは食べても大丈夫」なんて言っちゃうんでしょうか？
ズバリ。
『その昔、お餅は高級品だったから』です。
歳神様に捧げた縁起物で、しかも高級品。
庶民にはめったに買えないものですから、
カビが生えた位で捨てるという事はなく、
削って食べると言うのが定着したようですよ。
食べ物を大事にする精神ですね…
現代のように飽食でない時代に育った祖母が
カビを取り除いたお餅を私に食べさせてくれたこと…
そう思うとなんだか『いい思い出』っぽく思えてきました…（ほろり）
お餅をカビないようにするには？
さて、カビは食べない方がいいと分かってスッキリしましたね♪
が、
安全とか安全じゃないとかの前にこれでしょ！
カビないようにするにはどうしたらいいか！？チェックしてみましょう(^^)/
生のお餅は、油断しているとあっと言う間にカビが生えてしまいます。
「カビてしまった餅は捨てるのが良い」
と分かっていてもやっぱり勿体ないし、心が痛みます。
お餅がカビない様に防止できるならそれが一番ですよね。
餅がカビてしまう原因、
それは「空気に触れるから」です。
じゃあどうしたらいいのか？
そう、空気に触れなければいいのです。(*^^*)
簡単で確実な方法は
ジップロックや密封容器に入れて空気を抜き
さらに冷凍庫に入れて保存すること！
密封容器の中に、
お菓子等についてくる乾燥剤（またの名をシリカゲル。100均でも買えますよ）
を一緒に入れておくのも効果的です。
餅が多い時は、からしを使う方法もあります。
まずは大量に和からしを水で溶いて
容器の中にサランラップをひき5mmくらいの厚さに伸ばし
その上にまたサランラップをかぶせてから、
すだれを敷いて、その上にの餅を並べて蓋をしましょう。
からしは硬めに溶くのがいいです。
和からしの匂いは焼いたり熱を通すと消えるので気にはなりませんよ。
これだけでも結構長持ちします！(*'ω'*)
まとめ
しかし色々対策していても、カビが生えるときは生えちゃうものです。
そういう時はできるだけ食べるのはやめておきましょうね(^^;)
「どうしてもお餅を捨てたくない…」
と言う方は、
カビが見えている表面だけ削り落とすのではなく
もうすこし内部の深い所まで、がっつり削り取り、そして自己責任で食べましょうね！
「食べたくないけど捨てるのもつらい…」
という八方塞がりさんは、
どんど焼きに持っていけば神社で焼いてもらう事ができますよ。
お餅は縁起物でもありますからね(*^^*)
…ということで、いかがでしたでしょうか。
お餅は長く保存できると非常食にもなりますし、
小腹がすいた時にすぐに食べれるので重宝しますよね。
しっかりカビ対策をして、
みなさま、よりよいお餅ライフを～(^▽^)/