年賀状の書き方のマナー、これで大丈夫?
2016/10/05
年末になり、
「ウチもそろそろ書かなきゃな~」と
年賀ハガキを買ってきました(*^^*)
そういえば、子供の頃なんかは友達に送るのがほとんどだから
書き方にこだわった事はなかったんですけど、
大人になり、上司や先輩に年賀状を送る時は…
書き方やマナーなど、気を付けることはあるのでしょうか?
友達に送る様なラフな文面でいいわけがないし、
何か知らず知らずに失礼な事を書いてしまっていたとしたら
年明けてから会社にとても行きづらい…!
年賀状のマナーとは…?
上司や先輩などに、きちんとした年賀状を送りたい時は、
どういうところに気を付けるべきなのでしょうか?
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新年の挨拶の基本知識
「あけましておめでとうございます」は
年賀状で良く使われる挨拶で誰に使っても大丈夫です。
でもここで気を付けておきたいのは
「新年あけましておめでとうございます」と『新年』をつけてしまう事です。
「新年」は「あけまして」と同じ意味になってしまい、
重複するので不要なのです。
良く使われる新春・賀正・賀春
この言葉はお祝いの言葉を簡単に省略した形のものです。
友人や後輩に送るのなら良いのですが、
なるべく上司や目上の人に出すのは避けた方がいいでしょう。
上司の人柄にもよりますが、できるなら
「謹賀新年」や「謹んで新春のお慶びを申し上げます」のほうが良いですね。
後輩や友人にはHAPPY NEW YEAR他、何を使っても大丈夫ですので
送る相手によって挨拶は選びましょう。
絵入りハガキにもひと言添えて!
最近の年賀状は絵入りで印刷されたものが多くなりました。
印刷されている年賀状に
宛名だけ書いてポストに投函してしまえば
時間短縮にもなりますし、とても楽ですよね。
でもこれだけだと、相手には印象に残りませんし
あるいは手抜きだと思われたり、
受け取る側からすると、何だか味気ないものに感じるんですよね。
そこで、印刷の空白に
ひと言だけ添えるようなスタイルがポピュラーなのですが、
この時に書く一言は、
否定的な言葉は使わない様にするのがマナーです!
折角のおめでたい日に届く年賀状なのに
「体調が悪く」や「景気が悪いですね」など
ネガティブな文面を貰ってもあまり嬉しくはありません。
とはいえ、難しく考える必要はなく、
「こちらは元気です」や「またお会いするのが楽しみです」など
素直に、元気なことを伝えたり
相手の事を考えたひと言を添えるのが良いです。
これだけで印象はガラッと変わり、
パッと見た時の雰囲気も、なんとなく明るくなるのでオススメですよ(*^^*)
いつまでに届けばいいの?
年賀状は松の内と呼ばれる7日までに
着くのがマナーとされています。
でも出来る事なら
お正月気分の強い1日~3日までに届くのが一番ですね(*^^*)
1月1日に届けたいのなら、12月25日までに投函を!
投函が26日以降になってしまうと、
混雑次第で1月2日以降の配達になる事もあるので
間に合わないようであれば
「どうしても1日に!」という分だけでも、先にポストに投函してしまいましょう。
また、松の内を過ぎてしまう場合は
寒中見舞いとして出しましょう。
寒中見舞いを送る時は年賀はがきではなく、
通常の郵便はがきを使うようになります。
まとめ
そもそも年賀状は
『遠くの人に年始の挨拶をすることができないので手紙で挨拶をする』
というのが始まりなんだそうです。
今では習慣的に、近くにいる人にも出すことが多いですが、
次の一年間とくに仲良くしていきたい人は勿論、
すっかり疎遠になっている人でも
1年の初めに元気の便りを一枚貰うだけで、印象が全く違いますよね。
そして、どうせ出すなら
きちんとマナーをおさえておきたい!(*^^*)
気持ちの良い年賀状で、気持ちよく新年を迎えましょう!