インフルエンザは解熱後も感染に注意! 家族内で蔓延しない為の対処法は!?
2016/10/23
毎年冬になると流行るインフルエンザ…
せっかく予防接種を打ったり、
手洗いうがいをしてしっかり気を付けていても
感染してしまう時もあります。
インフルエンザって本当に厄介ですよね…!
気付いた時には高熱でふらふら…
当然、会社や学校にも行けません。
やっと熱が下がった!やった~!
と思っても、ウィルスはまだ体内に残って居るって…聞いた事がありませんか?
じゃあこのウィルスって、一体いつまで残っているものなんでしょうか?
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ウィルスはいつまで体内に?
熱が下がったと言っても、決してウィルスがいなくなった訳ではありません。
ウイルスの排出にかかる期間は最長で2週間。
インフルエンザウィルスは、
低温低湿度で長く生き続けることができます。
咳が出ている期間はまだウィルスが生きている可能性があります。
目安としては、解熱後だいたい2~3日間は
まだウィルスが体内に残って居ると考えた方がいいです。
3日の待機期間が終わり、熱もなければ
感染力はなくなったと考えていいようです。
ここで、熱が下がった日を1日目と考えてしまいがちですが、
これはどうやら熱が下がってからの翌日を解熱1日目と呼ぶみたいです。
なんだかややこしいですね。
解熱後もウィルスは部屋にいる!?
熱も下がり、3日間の待機も終わって
自分の体内からはウィルスが居なくなったのは良いのですが、
ひょっとして部屋の中にはまだウィルスが残っているんじゃ…?
部屋に残ったウィルスのせいで、家族が感染してしまうのでは…?
…と、不安になった事ありませんか?
インフルエンザは飛沫感染です。
もし家族がインフルエンザにかかってしまった場合は、
患者本人と看病する人もしっかりマスクをし、
吐瀉物を素手で触らず、しっかり消毒しましょう。
インフルエンザに感染した時は隔離して、
看病する人以外は部屋に入らないようにするのが、
家族の感染を避けるには一番の方法です。
衣類や扉の取手などに付いたウィルスは、
ものや環境によっても変わりますが、
最長で48時間は生き続ける事が出来ると言われています。
なので、感染した人が触る場所等は細かく消毒する必要があります。
布団や衣類等は、消毒液にしっかりと浸し、その後洗濯しましょう。
そして、お日様の下で半日ほど干すと、ウィルスはほぼ死滅します。
使った食器等はそこまで神経質になる必要もなく、
食器用洗剤で洗うだけで大丈夫です。
気になる場合は、煮沸消毒をするといいですよ。
また、熱が下がった後は、
部屋の空気が籠って気持ち悪い気がしませんか?
閉め切った部屋の中では当然ウィルスの密度が高くなってしまいます。
新鮮な空気を取り込んで、部屋をしっかりと換気しましょう!
まとめ
インフルエンザは毎年新しい型が出てきたり、
何処から感染するのがわからないうえに感染力も高く、
非常にやっかいな病気ですよね。
自分や家族が感染してしまった時、
それ以上感染を広めない様にするのは当たり前ですが、
熱が下がった後も
まだまだ強い感染力がある事を、忘れずに居たほうがいいですね。
今年は既に一度かかったから大丈夫!
と思ったら大間違い…(^^;)
違う型のものに感染したり、再発する事もあります。
消毒をこまめに行い、
感染していない家族も、しっかりと手洗い・うがいで対策をしましょう!