妊娠・出産 子育て

次男の粉ミルク事情(退院後の新生活!編)

2016/09/13

前記事の続きです。
→ 次男の粉ミルク事情(初めてのアレルギー用ミルク!編)

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無事退院も済ませ、晴れて新しい家族構成での生活が始まった頃
「この私が…長男の授乳だってつい半年前まで続けていたこの私が…まさか今回の出産では全く母乳が出ないなんて…信じられない…」と、
相変わらず現実が受け止められない私は、
「ひょっとしてこれは里帰り出産できないことや慣れない旦那の実家で産後の生活をしなければならないことへの精神的負担つまりストレスが、母乳の出に関係しているのかな!?」などと思い始めていました(笑)
いえ、笑い事じゃなく、実際にそういう理由で母乳が出ない方もいらっしゃいますよね。ストレス、よくない。゚(ノ∀`)゚。

でも私の場合は結局ストレスによるものではなかったようなのですよ。
なぜなら退院から3日後、急に母乳が!(溢れるほどに!)出だしたからです!

びっくりしました。
出だしたらもう止まりません。
胸が張りすぎてカッチカチになってしまって、激痛〜…!(TヘT)
さあこれは赤ちゃんにいっぱい飲んでもらわなくては!
と、なるところなんですが…

ここで私はやはり躊躇います。
「せっかく粉ミルクが飲めているのに、母乳のほうでアレルギーが出てしまったらどうしよう……」

母親が食べたものの成分が母乳に出てしまって赤ちゃんがアレルギー反応をおこすケースですね。
これを防ぐには母親がその成分をもつ食品を取らないようにする(除去)っていうことが必要になってくるわけで。
これが結構大変なんですよね…
卵や牛乳などなど、何に反応が出るかは赤ちゃんそれぞれですが、例えば卵を完全に除去しようとするなら、まず普通のパンは食べられませんよね。揚げ物なんかのつなぎにも卵は使われていますし。
ましてやこれが旦那さんの実家となると…!食事を出してもらう身で、事細かにこれとこれとこれを使われている物は私は食べられません!なんてなかなか言えない…
わたしは長男の授乳時にきっちりとした除去を行うことができず、おそらくそのせいもあって長男はずっと皮膚の湿疹が酷い状態で、
つまり…私が母乳を与える度に長男にアレルギー反応を起こさせつづけていたんではないかと思うのです。ゾッとします。
(今ならこんな風に考察できるのですが、当時は母乳のせいだなんて思ってもいませんでした。)

そして私は決断をしました。
「母乳、あげるのやめよう」と。

母乳のいいところ、いっぱいありますよね。
誰に聞いたって、母乳が出るなら母乳をあげたほうが良いって言うほどです。(少なくとも私の身近にいる人はみんなそう言います)
それでも、
・母乳を与えた場合にアレルギー反応がおこるリスク
・母親の私の食事を全て除去食にする場合の労力
・完全ミルクにした場合に考えられる生活上のメリット
これらを考えて、私は『ようやく溢れるほどに分泌され始めた母乳を子供に与えることなく完全ミルクに移行する』という選択をしたのでした。

少々大げさになりましたかね(^_^;)
けど私にとっては一大事なのでした。
なんせ、子どものアレルギーって、対応を誤れば一生ものになるリスクがあるじゃないですか…
長男がもう少し小さかった時なんかはそれこそものすごくアレルギー数値が高くて、これ以上悪くならないようにという一心でアレルギー物質の除去には並々ならぬ気を使っていましたし、自由に物を食べられない長男は本当に不憫でしたし、それを管理する私自身も「結構苦労したよな…」って自負があります。
だからこそ、今回の次男については新生児期という極々初期の頃からアレルギーについて真剣に頭を悩ませていたのです。

しかしそんなこんなで、あっという間に半年が過ぎ、先日初めておこなった血液検査の結果では全ての項目が陰性。
もう…本当に本当に嬉しかったし、正直驚きましたよね(笑)
うちの家系からアレルギーの無い子が産まれるなんて……!と(^_^;);;

いつもお世話になっている小児アレルギーのお医者さまによると、「ひょっとしたら母乳をあげてないことが良かったのかもね」とのことでした。
※『かもね』なので、きちんとした結論が出ているわけではないのであしからず……!
次男が元々そういう『アレルギーの無い体質』だったという可能性もありますし、母乳やミルク以外の生活環境が要因となっているってこともありえますのでね!(パッと思いつかないですけど)

それにしても本当に良かった。
日々の離乳食で食べられる食品の種類も増えてゆき、いろんなものを嬉しそうにパクパク食べてくれる次男の姿を見ているとホロりときてしまいます…
もちろん、これからいろんなものを食べてゆく中で、数値の上では陰性だけどアナフィラキシーが出てしまう可能性もあるはずですし、油断はできませんよね。
今は大丈夫でも、のちのちアレルギーを発症してしまうこともありますから、生活環境にも気を付けてゆきたいですよね!(食事のことに限らず)

長くなってしまいましたが、以上『うちの次男の粉ミルク事情』でした。
それぞれのご家庭やお子さんの状況によって、母乳もミルクもいろんな選択があって然るべきだと思います。
「母乳こそ最善!」だとは決め付けずに、気持ちを楽に、自分やお子さんにとって"良いもの"と"合うもの"を選ぶことが大切なのではないかと思います(*^_^*)

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