年賀状を出さないってズボラなの?出さない派の理由とは
2016/10/28
12月になると一気に慌ただしくなってきて、
クリスマスが終わったかと思うと、今度はあっと言う間にお正月!
忘年会や新年会の準備、大掃除なんかに追われるこの時期、
気付いたら、まだ年賀状を書いていない…!
それどころか、ここ数年年賀状を出した記憶がない…!
なんていう人も多いんじゃないでしょうか(*^^*;)
しかし近年では「出せなかった」というよりも
あえて「出さない」という選択を
している人も増えてきているみたいですね。
この「年賀状を出さない」という人、
2016年の調査だと、なんと4割程にもなるんだそうですよ!
しかしどうして、
こうも年賀状を出さなくなってしまったんでしょうか?
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なぜ年賀状を出さなきゃいけないの?
「年賀状は出すのが義務…!」
といった気持ちを持った事はありませんか?
特に会社の上司や先輩、後輩に
必ず出さなくてはいけないという謎の使命感…
それが中々のプレッシャーだったりするんですよね。
しかし年賀状は元々
「新年の挨拶ができない人に手紙で挨拶をする」のが由来なのです。
それじゃあこの理屈だと、
毎日顔を合わせる会社の人間や、
よく会って遊んだりする親しい友人には、
出す必要はない事になりますよね(^^;)
新年の出社時に
「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」
と直に会ってきちんと挨拶をすることの方が、
むしろ丁寧な新年の挨拶になるのです!(本来であれば)
お金も時間もかかる!
年賀状を出すには当然、
年賀はがきを買って来なければいけません!
イラストが印刷されたものなんかだと、
その分の値段が、ハガキ代にプラスされてしまいます。
中には写真館で撮る人。
自分でデザインをする人。
…と色々だと思いますが、
どれもインク代や印刷代など、その他諸々のお金がかかります。
いくら年賀はがき1枚1枚は安いとはいえ
50枚…100枚…200枚!と
増えれば増えるほど、かかるハガキ代は決して馬鹿になりませよね。
それに加えて、印刷して宛名を書いて…と、
そこにかかる時間と労力も結構なものです。
そして年賀状は
25日までに出さないと元日に着かない
ということもプレッシャーではないですか?
年末のバタバタで忙しい中
「年賀状も早く書いてしまわないと…!!」と、焦ってしまうんですよね(^^;)
なにかとイベント事の多い12月…
そんな時間はなかなか取っていられないというのが正直なところなんです…。
もっと簡単な連絡手段が増えた
ひと昔前の連絡手段は
固定電話や公衆電話、手紙…と
今ほど簡単に連絡が付く時代ではなかったので、
年賀状などで、自分の近況を遠くにいる人に知らせる為の
年に一回の挨拶はとても大事なものでした。
でも最近なら、たいていの場合そんなことはないですよね。
携帯にスマホにタブレット…
連絡のためのツールはどんどん便利になっていっています。
昔とはぜんぜん事情が違うんですよね。
しかもこのご時世、
住所を聞くとそれだけで嫌がられてしまう事も多いのです…!
現代社会においては、昔よりどの人も
少なからず防犯意識が上がっているので、
住所などの個人情報を聞かれただけで、知らず知らずに身構えてしまうんでしょうね。
こちらもそれを分かっているので、
聞く側としても、なんとなく聞きづらいのが事実…。
今はそれこそSNSやメールで、連絡が直ぐにつきますし
相手の住所を知らなくても困る事は殆どありません。
その為、普段の連絡からメールやSNSのみで済ませる人も増えています。
そして、その点においては年賀状についても同じ…
メールならたった一通、新年の挨拶文を作ってしまうだけ!
あとはそれを連絡先リストに
一斉送信するだけなので圧倒的に楽なんです。
時間にしてみれば、早ければ5分程でしょうか。
しかも最近はスマホでも簡単に
画像加工や動画編集まで出来てしまうので
好きな写真に文字を入れたりして、新年に合わせたオリジナルの画像を作れば
手書きをするよりも綺麗で凝った物を送る事ができちゃうんです。
送り忘れていた人からご挨拶が来た場合にも
個別に返信すればすぐに相手に届くので、
相手を不快にさせる事もなく、ちゃんとした挨拶になります。
年賀状だと送り忘れてた相手に後から送ろうとすると、
数日のタイムラグができてしまって、少々気まずいんですよね(^^;)
最後に
年賀状については
やはり世代間での意識の差もあるかと思いますし、
個人の好みによっても、年賀状を出す派・出さない派と
考え方はそれぞれかと思います。
『出さない派』であっても
ビジネスという場面においては、きちんと挨拶をしたいということで
「取引先などのお世話になっている方にだけ年賀状を出す」
というようなパターンの人も多いですよね。
現代は、人の価値観も本当に様々。
技術の進歩で便利な物が増え、
いろんな事が目まぐるしいスピードで変化していっています。
「こうでなくてはいけない!」
という固定観念にとらわれず、時代に合わせて
自分なりのやり方・考え方を選択していってもいいのではないでしょうか。
年賀状は一年初めの大事な挨拶。
どんな方法を取るにせよ、
相手の方との関係を大切にしたい気持ちが前提ですよね。
気持ちよく挨拶をして、明るく新年を迎えましょう!