妊娠・出産

妊娠中の体の痒み。これって妊娠性痒疹?

2016/09/26

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妊娠中のマイナートラブルは人それぞれで、
みなさんいろいろな悩みを抱えて過ごされているかと思います。

その中でも、私が経験した中でとても大変だと思った事に
『身体中の痒み』がありました。

この記事ではアトピーや妊娠性痒疹について触れていますが、
あくまでも医療知識のない素人が個人的経験談を語ったものですので、
正確な情報ばかりではないことを、ご理解ください。

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蕁麻疹?アレルギー?アトピー?いつもと違う痒み

痒みが出だしたのは妊娠7ヶ月の頃からだったと思います。

とにかく身体がめちゃくちゃ痒い…!

私の場合とくに痒かったのは
太ももや脛、お腹の表面、デコルテから胸の周辺、腕の広範囲
あたりだったでしょうか。

なんだか脂肪の多い部分に集中しているような…?(^_^;)

皮膚の内側からチリチリと刺激されるような痒みですね。
思わず「ウワーーッ!!」って、掻きむしっちゃうんです。

で、掻くとどんどん皮膚は赤く、点々と内出血のような傷ができてしまい
みるみるうちに痛々しい外見になっていってしまいました。

 

でも、私はもともと幼少期からのアトピー持ちだったので、
大人になった今でも季節ごとに訪れる肌の乾燥や痒みと付き合うのは
慣れっこだったんですよ。

しかし今回はなんだかいつもと様子が違う

普段のアトピーの症状なら、まず部位がちょっと違います。
あくまで『私の場合は』ですが、普段なら
顔、首、膝や肘の内側、脇腹
などに炎症が起こるのが中心で、
今回痒くなっている部位とは違いますよね。

そして尚且つ、痒みの質もちょっと違っているような気がしました。

いつもはムズムズ~…って感じですかね、地味な感じというか…
言葉でお伝えするのはなかなか難しいです(笑)

すぐに「アレルギーかも」と思ったのですが、
妊娠していること以外に普段と環境が変わったり食べ物を変えたような心当たりもなく
しばらく情報収集をした結果
「これは妊娠性痒疹なのでは?」と思うに至りました。

 

病院での診断は

病院は普段アトピーの診察でいつも通っている、皮膚科の先生に相談しました。

しかし、診断内容は
この症状が何という病名にあたるのか分類するようなものではなく
・なぜこの痒みが起こっているのか
・結局これはアトピーなのか妊娠性痒疹なのか、あるは別の病気なのか
イマイチはっきりと仰ってくれません。

「どっち」って分類したところで症状への対応の仕方は変わらないし、
そもそもアトピーも妊娠性痒疹も、はっきりと原因が分かっていない病気ですものね。

というか私の場合、
「単純にアトピーが悪化して、炎症の出る部位が移動しているだけ」
というふうにも言えるのかも。

たぶん、『病名を分けることにそれほどの意味はない』のでしょう。
…と頭で分かっていても、やっぱりスッキリしないものなんです…(^_^;)
「あなたの病気はコレです!」ってバッサリ言われてしまいたい(笑)

 

ちなみに、定期検診に通っている産婦人科の先生に同じ話をしてもほぼ同様の回答でした。

(結局病院の先生から明言はされなかったですけど、私の超個人的なジャッジでは、
これはおそらく妊娠性痒疹だ!と判定しちゃってます。すごく無責任ですけどね!^^;)

 

で、対応としては
いつもアトピー用に使っているステロイドとヒルドイド(保湿薬)
を混ぜた塗り薬を、いつも通り処方され、

(しかしステロイドはいつもよりやや強めです)
とりあえず塗り薬でできるだけ炎症を抑えていくしかないということで、納得。

妊娠中でなければいつもの流れで抗アレルギーのお薬も処方されるところなのですが
飲み薬は妊娠中なので避けております。
※塗り薬なら妊娠中でも大丈夫とのこと!

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ちなみに私の友人でも、妊娠性痒疹と診断された子がいるんですが
その子はアトピーなどの皮膚炎を患ったことがなかったので
普通に「妊娠性痒疹」と診断されたようです。
「身体が痒いことが、こんなに大変だなんて思わなかった…!」
と言っていました^^;
出産後すぐに痒みはなくなったようで、ほっとしていました。お疲れさまです。

 

妊娠中の痒み。対策・予防はできる?出産した後はどうなる?

塗り薬で炎症を抑える…といっても、それでもかゆいんですよ!

も~~~耐えるしかないって感じです。
というか掻いちゃいます。
出産までの辛抱だ…!と思って、耐え、我慢できないところは掻いちゃう(笑)

 

原因は?

『妊娠によるホルモンバランスの変化や、体質の変化によるものだろう』
というふうによく聞きますが、
つまりはっきり分かっていないということですよね(^_^;)

妊娠による肌の乾燥も要因として挙げられていたりしますが、
私的には「保湿したって痒いわ!」という感じでした…

原因と対策がきちんと分かっていたら、
妊娠性痒疹に悩む女性がこれほど多いわけがないですよね…辛いものです。

 

すこしでもストレスを軽減するために

  • 処方された薬をしっかりと使い、炎症の悪化をふせぐ
  • 普段使っている化粧水などでも、合わないと感じたら妊娠中はやめておく
  • 肌への刺激のすくない衣服を身に着ける
  • アロマなどでリラックスして気を紛らわせる

など、できることを試してみましょう。
妊娠中なので人によって匂いなんかを使うのは無理な場合もあるかもしれませんが、
できるだけストレスの少ない生活環境を作ることを目指しましょう!

 

そして産後ですが、
妊娠性痒疹の場合、だいたいは出産後すぐに(遅くても2~3ヶ月のうちに)
痒みがなくなるケースが多いようです。

ほんとに治るのかな…?って不安でしょうがないことでしょうが、
こればっかりは個人差もあるので静かに経過をみるしかないですね…( ;∀;)

 

まとめ

そもそも皮膚の湿疹は原因を特定するのが難しい!
ですし、アトピーも妊娠性痒疹も、まだまだ分かっていないことが多いみたいですね。

しかしどちらにしたって、痒みによるストレスは凄まじいものですよね。

ただでさえ、妊娠・出産・育児
めまぐるしい生活環境の変化によるストレスにさらされているので、
あんまり気にし過ぎないように、悩みを溜め込まないように
楽な気持ちで過ごすことをを心掛けていきましょう!

 

掻きこわしてしまった湿疹の痕が綺麗になるまでには、
痒みがひいてから、またさらにしばらくの時間がかかります。
でも、たいていはちゃんと綺麗に消えてしまうようなので
気にし過ぎないように
してくださいね^^

 

さて、私はというと…

産後すぐに!この妊娠中に発症した猛烈な痒みはなくなりました。良かったです^^

しかし…!
入れ替わりのように、懐かしい感覚の痒みが……

 

なんと、病室の空調のあたりどころが悪く、
エアコンの風がベッドに寝ている私の顔に直撃コース。

これによる皮膚の乾燥と風の刺激により
顔がめっちゃムズムズする…!!!

さてはいつもの私が慣れ親しんだアトピー性皮膚炎の再来か…!!!!と。

せっかく昨日まで猛烈に痒かった場所が今日は全然痒くなくなったというのに、
これですよ。

 

しかも妊娠中の痒疹だと顔の炎症が皆無だったので
顔用の塗り薬は病院に持ってきていなかったのです(笑)
失敗しました。

 

≪教訓≫
元々アトピーがある方などは、妊娠中は使わなかった薬でも、
産後すぐに必要になる可能性がありますので
入院の際には他のお薬といっしょに持っておくことをお勧めします!(^^)/

 

 

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