紫外線アレルギーってなに!?最近よく聞くけど怖いの?
2017/06/02
5月ごろになると売り場に一斉に並ぶ日焼け対策グッズ…
女性なら春~夏場の紫外線対策はバッチリ!という方は多いでしょう。
日焼けを好む人もいれば、ゼッタイ焼かない!派の人など、
そこは人ぞれぞれだと思いますが、
注意しなければいけないのは
紫外線により健康に害が出てきてしまう場合です。
これは女性だけではなく、
男性も注意しなければいけない情報ですよ!
その名も『紫外線アレルギー』
紫外線にアレルギーなんて存在するの?
紫外線なんて晴れの日の外出時なんか避けようがないのでは…?(^^;)
と思いますよね。
でもそういった症状はたしかに存在するのです。
「最近なんだか体の調子が悪い…」というアナタ、
ひょっとしたら紫外線アレルギーの可能性も…??
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Contents
知っておきたい!紫外線アレルギーの基本
『紫外線』は誰しも聞いたことのある言葉かと思いますが、
簡単に言うと「太陽から放射されている見えない光」のことです。
そもそもなぜ紫外線を気にしなければならなくなったかというと、
原因は皆さんご存知の地球温暖化です。
これによって、紫外線を跳ね返してくれているオゾン層が
部分的に破壊されたからだと言われています。
この結果、これまでに体が許容できていた量よりも
多い量の紫外線が降ってきたせいで、
人体にいろいろな影響が出るようになったのです。
この症状のことを紫外線アレルギーなどといいます。
呼び方は他に日光過敏症、日光皮膚炎、日光アレルギーなどがありますが、
症状としては、主に日が当たったところに湿疹ができるなどで、
場合によっては治らないこともあるようです。
女性には特に恐ろしい話ですよね…
しかし症状は肌に出るものだけではありません。
紫外線アレルギーの主な症状
皮膚に現れる症状
- 赤くなる(発赤)
- 発疹(じんましん、みずぶくれ、丘疹)
- 腫れ
- かぶれ
全身に現れる症状
- 頭痛
- 発熱
- 吐き気
この他に、目が充血したり
瞼の中にゴロゴロとした異物感が出るなどの症状が出る場合もあり、
体のどこに症状が出るかは人によって様々なようです。
どういう人が紫外線アレルギーになるの?
発症する要因としては内的要因と外的要因があります。
内的要因としては、体内の細胞異常による
日光に対する抗体量不足が原因とされています。
また、普段日光を浴びない人が
いきなり大量に浴びることで発症するケースもあるのだそうです。
外的要因としては、内服薬や
紫外線を吸収した日焼け止め剤を肌につけたままにしておくことなどにより
肌が日光に敏感になることで起こるようです。
紫外線アレルギーを発症した場合
紫外線アレルギーを発症しているかどうかは
大学病院や皮膚科で検査を受けられるので、
不安がある方は一度検査をしてみるとよいでしょう。
もし発症していた場合は、
なるべく紫外線の多い時間帯には外出を控えたり、
できるだけ肌を露出しないような服装をすることが必要になります。
また、食事からもある程度症状を改善させることができるそうです。
摂取するとよいものはビタミンC、ビタミンB2、ビタミンDなど。
この時の注意点として、
ビタミンCを摂るときは柑橘系のものを避けることです。
理由として、これら柑橘系は日光に対して敏感になる成分を含んでいるからです。
紫外線アレルギーの発症を予防する方法としては
基本的には『外出時には日焼け対策をする』ということが大事なようです。
あとは上に記した各ビタミンを摂ったり、
日ごろから生活習慣を整え、免疫力を上げていることが重要です。
まとめ
今回は簡単にですが紫外線アレルギーに関する情報をまとめてみました。
近年は、紫外線も異様に
猛威をふるっているように感じるのは私だけでしょうか…(;´・ω・)
このように健康に害があるとなれば、
全く女性だけの問題ではないですよね。
不安のある方はぜひ一度医師の診断を受けましょう!
ところで紫外線の量が一年間で最も多いのは5月~6月なんだそうですよ。
これについて最近はだいぶ認識も広まってきたようですが
「春はまだまだ紫外線シーズンじゃないから平気~♪」と思って
油断している人はくれぐれも気を付けてくださいね!
春から夏は、しっかり紫外線対策をして外へ出ましょう(*^^*)