【映画】燃えよデブゴン4 ピックポケット!
2017/09/14
パラマウントジャパンからこのDVDが販売された時、
ついつい両手を掲げてガッツポーズしてしまいました。
巷での評判が良くてめちゃめちゃ気になるのに、
これまでなかなか視聴できる機会がなかったので(^_^;)
デブゴン系はこの調子でもっとソフト化していただけたら嬉しいんですが
なかなか難しいものもあるのでしょうか…
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燃えよデブゴン4 ピックポケット!(1982年)作品詳細
別題 | 提防小手 Carry on Pickpocket ピックポケット!、他 |
---|---|
製作年 | 1982年 |
製作会社 | 永佳影業 |
製作 | 陳勳奇(フランキー・チャン)/黎應就(ガイ・ライ) |
監督 | 洪金寶(サモ・ハン・キンポー) |
脚本 | 黃炳耀(バリー・ウォン) |
武術指導 | 洪金寶(サモハン・キンポー)、洪家班 元彪(ユン・ピョウ)、林正英(ラム・チェンイン)、陳會毅(チェン・フォンイー) |
主な出演者 | 洪金寶(サモハン・キンポー) 陳勳奇(フランキー・チャン) 彭秀霞(ディディ・パン) 劉克宣(リュウ・ハクシュン) 葉德嫻(デニー・イップ) 吳耀漢(リチャード・ン) 王坤(ウォン・クワン) 田俊(ジェームス・ティエン) 陳龍(チェン・ルン) 狄威(ディック・ウェイ) |
●STORY
今作のサモハンは4人組のスリグループの一員。
ある日ディスコで1人の女性に一目惚れしたマイケル(サモハン)だったが、
彼女はなんと警察の特殊捜査官だった。
惚れた弱みで彼女の仕事を手伝うことになったが、その内容とは、
宝石密輸団の取引現場からダイヤをスリ取ってくるというものだった…
みどころ
ピックポケット!
アクションシーンも、もちろん良いんですけど、
今作においてはまずこの『スリの手口』に
オープニングからワクワクしてしまいました。
私、こういうの好きです(*^^*)
4人がかりで行われる、そのろくでもなくしかし鮮やかな手口。
サモハンってこういうこと考えるの好きそう。
ターゲットのサイフを抜き取る無駄のない動作とか、
口の中に隠した剃刀を取り出すしぐさとか、
4人の息の合った連携プレーとか、もうたまりませんよね。
あと黒人の華麗なステップに翻弄されるフランキー・チャンが好き(笑)
このピックポケットの元ネタは
アメリカ映画の『黄金の指』(73年作品)なのだそうで、
機会があればぜひこちらも観てみたいなと思いました。
ラストのオチも実に痛快で良かったです!
いや〜、オシャレだなあ〜(個人の感想です)
アクション
船での乱闘を筆頭に、
アクションシーンも全体的に見ごたえ充分でした…!
サモvsディック・ウェイ、良かったです!
1か所がっつり元彪が吹き替えてるのがバレバレでしたけど
これは元彪ファンは逆に嬉しいですね(笑)
それにしてもディック・ウェイ、
白ネクタイのスーツ姿がめちゃくちゃ様になってる(*^^*)
キャスト
今作のサモハンの相棒役のイケメン、フランキー・チャン氏(チャン?チェン?)は
香港映画界きってのマルチタレント(*^^*)
天は彼に何物を与えたのでしょうか…
もともとは作曲家、だそうで、
よくよく見ると映画の音楽担当の欄に彼の名前が。
サモハン関係の映画だけでも音楽でかなりたくさん携わっていますよね。
なんでも聞くところによると、72年以降の10年間で
計300本以上もの映画音楽を担当しているとか…!スゴイ…
アクション俳優ぶりは
『ドラ息子カンフー』でも凄かったですよね〜…
さすがに吹き替えスタントもそれなりに入ってはいるんでしょうけども、
明らかに本人だなと分かるシーンでも相当動いているので凄いなと思います。
他にも監督・脚本・カースタントまでこなすそうで、恐ろしいです(^_^;)
今作においてはやたら飄々とした役柄で、
イケメン具合と相まって良い味出してます。(眼福)
中盤の敵のアジトでサイフをスッているあたりなんか最高でした!
ディディさんは、出演作品は私はまだこの映画しか拝見したことがないんですが、
後に元彪の奥様になることでおなじみですよね…(*´艸`)
それにしても…
なかなかどうして、お色気担当として良いお仕事をしていらっしゃる…
全く彪哥も隅に置けません!!!
サモハンについては
「そんなにカマトトぶったキャラ、さすがにちょっと無理があるよ!」
って、いつものことながらちょいちょい物申したくなるんですが、
ディスコでのシーンなんかは正直やっぱり可愛いかったですよね。
そして突然のラブホテル展開で「ほらねやっぱりサモハンだ!」ってなる。
ディニー・イップさん
お姉さま。そういえばサイクロンZでも
サモハンとほのぼのラブコメしてたような…(あっちは成就してたけど)
リチャード・ン
彼には『香港イチ、短パンの似合う俳優』の称号を与えたい。
この人、画面に登場するだけでどうしてこんなに癒されるんでしょうね^^
最後にはちゃんと報われたようで大変嬉しいです。
筆者の気になりポイント
個人的にとてもお気に入りだったのがサモハンのライダースーツ姿。
フランキー・チャン氏もかっこいいですが、
筆者はやはりサモハンが好きなのです(*^^*)
ライダースーツ着てるとあんまり太って見えないですね!(笑)(※個人の感想です)
今作はスーツ姿なんかも含めて、
なにかとサモが衣装もちなキャラクターだったので、そのあたりでも楽しめました(*^▽^*)/
商品化情報
2016年9月現在の情報によると
先日デアゴスティーニにより創刊された
『傑作カンフー映画ブルーレイコレクション』のラインナップで
この燃えよデブゴン4 ピックポケット!も、ついに初めてブルーレイがリリースされるとのこと!
マガジン部分の内容も含めて、とても楽しみですね!