【映画】モンキーフィスト/猿拳

ユン・ピョウ（元彪）主演、
最ッ高〜！に軽快なアクロバットで魅せる、カンフーコメディ
『モンキーフィスト/猿拳』！！

別題『燃えよデブゴン5』だそうですね（笑）
しかし例のごとく
デブゴンは関係ないし、続きモノでもないし、サモハン主演ですらない。

…という、香港映画あるある(^_^;)

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モンキーフィスト/猿拳（1979年）作品詳細

●STORY

小悪党のレイとマーはどこか憎めない詐欺師コンビ。
ある日、カモにしようとした白髪の紳士にコテンパンに返り討ちにされるが、
彼に習えば強くなれると考えた2人は弟子入りを志願。
やがて2人も強くなり、師匠とも良い関係を築けていると思われたが、
その師匠が実はとんでもない悪党であることが発覚し…！

過去に発売されていたソフトなどによっては
キャラクター名がディーとダムだそうですね。
筆者は「レイとマー」版しか観れてないです＾＾

キャラ名が違うのもよくあることなんですけど、できるだけ統一されてたらいいのにな～なんて。

みどころ

アクション

まずは何と言っても主演ユン・ピョウのアクロバットでしょうか！

初見時はあまりに衝撃的で、
息を飲むどころか笑えてきてしまうぐらいに見事でした。

縄跳びしながらのあの身のこなし…

空と竹林を背景にしたスローモーション…

なんかもう…美しい…

すでに筆者の脳内ではこのシーンは
キラキラとまばゆい光に包まれるエフェクト
が施された状態で再生されています。

机の上での連続バク転なんかもびっくり！

ユンピョウって、いつも思うんですが
もう体が身軽すぎて、柔軟すぎて、バランス感覚も抜群で…

なのでその動きのあまりの安定感から
めちゃくちゃ凄い動きをやっていても
普通のことをやっているかのように見えてしまいません！？(^_^;)

あと、何気にいろんなカンフーの型を披露してくれているのが面白かったんですけど、
全ての印象をかっさらっていってしまうほどに
ユンとサモの猿拳（というか猿の真似）がチャーミングでしたね～（笑）

キャスト

筆者がこの映画を初めて観たのは、
まさに香港映画かじりたてという時だったのですが、

今作で主人公の相棒役を演じているレオン・カーヤンって
モサ〜ッとした3枚目のチンピラじゃないですか。

なのに後々、他のカンフー映画を観てたら

カーヤン、普通にめちゃめちゃ格好良い役を
い～っぱいやってるんですもん！カンフーも強いし！

超強くて、凛々しくて、師匠役なんかもこなす。

このヒゲ面のモサッとしたカーヤンから入った私には、
「詐欺だーーッ！！」って思えてしまいました（笑）

そして詐欺といえばこの人も、
ラウ・カーウィン（笑）

カーヤンと同じく、この映画で初めてカーウィンさんのお顔と名前を覚えた私は
本当におじいちゃん（まではいかなくても壮年ぐらい）なんだと思っていました。

まさかあんなに若いなんて……

白髪メイク、似合いすぎじゃないでしょうか！(^_^;)
仲良しのサモハンとは8歳差だったかな…？
アクションは流石に最高です。

カール・マッカやリー・ホイサンなどは、とってもいつも通りな感じ。
リー・ホイサンvsユンピョウ＆カーヤン良かったです！

そういえば火星さんが1対1でのカンフーを披露しているは今作で初めて見ました。

筆者の気になるポイント

ユン・ピョウ初の主演作品

兄貴分のサモハンが、
可愛い弟分の為に監督・武術指導・準主演を兼任。

さすがはサモの大兄貴ですよね、
ユンピョウのキャラクターの可愛らしさから、身軽すぎるカンフーアクションなど、
彼のアピールポイントを如何なく発揮させているな…！と！(*´°`*)

キャラがカワイイ！！

ユンピョウが演じるキャラクターは
クールイケメンだったり、電波系だったり、
熱血少年だったり、おどおどしっぱなしの臆病者だったり、と

けっこう幅広いので凄いなって思うんですが、

この初主演作のレイというキャラクターも、
すっごく生意気なくせに笑顔がたまらなくキュート！

手をクルクル回す癖のような仕草とか、サモの指示なんでしょうか？
チンピラっぽさが様になってるな〜と、感心してしまいました。

師匠に弟子入りを志願するときの、従順なワンコのような2人の姿は可愛かったですよね（笑）

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