赤ちゃんの日焼け対策は必要?何をしたらいい?
気温も暖かくなり、外遊びが楽しくなってくるこの季節。
天気の良い日は子供を連れて、
毎日のように公園へ行っているというお母さんも多いかと思います。
1歳半~3歳ごろの子供たちなんかだと、
遊びたい&帰りたくない気持ちが強くて
さらにイヤイヤ期も相まって、
ついつい外遊びが長時間になってしまいがちですよね。
それぐらいの月齢の子なら、
肌もそこそこ強くなっているのでそんなに心配はないですが
気を付けないといけないのは、兄弟に下の子がいる場合なんかでしょうか。
小さい赤ちゃんはまだまだ肌も弱く、日焼けにも気を付ける必要があるのです。
とくに、春から夏の日差しの強い季節だと注意が必要…
少しだけのつもりで公園に寄ったのに、気が付いたら肌が真っ赤!
なんてことあるかもしれません…(^^;)
ここでは、もしそうなったときの対策と
事前の知識として赤ちゃんの日焼けがどう怖いのか紹介していきます。
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赤ちゃんの日焼けって良いことじゃないの?
一昔前までは「日焼けは良いことだ」と言う主張が大勢を占めていましたが、
現在では逆にあまりしない方が良いというのが科学的に解明されてきました。
理由としては、大人でも日焼けしたときに発生する
メラニンによるシワなどが一生残ること、
さらには赤ちゃんの皮膚は大人よりとても薄いので、
その奥にある皮膚の細胞を破壊してしまうから、などです。
この皮膚細胞の破壊は皮膚ガンなどの発症率を高めてしまいます。
他にも、白内障の発症率なども
日焼けによって確率が高くなるという研究結果も出ているそうです。
…と、のっけから深刻そうな単語が並びましたが、
きちんとケアをすれば日焼けは防げますから、
心配性のママさんも、むやみに心配しすぎないようにしましょうね(*^^*)
日焼けをしない対策と日焼けしてしまったときの処置
まずは順番に、日焼けしないための対策から紹介していきたいと思います。
日焼けをしないためには?
まずは赤ちゃん用の日焼け止めを軽くテカるぐらいに、厚めに塗りましょう。
肌が露出する部分すべてですので、
足の裏や耳の裏など普段塗らなそうなところにもすべて塗りましょう。
注意点として、大人用の日焼け止めではなく
必ず赤ちゃん用の日焼け止めを塗りましょう!
できれば無着色、無香料、ノンケミカル、紫外線吸収剤未使用のものが望ましいです。
次に日陰を作ってあげること。
たぶん日中の移動はベビーカーというお母さんの方が多いと思いますから、
ベビーカーのシェードや大きめのバスタオルなどを掛けてあげればOKです。
帽子をかぶるのは嫌がってしまうお子さんもいますが、
抱っこ紐やおんぶ紐なら、お母さんごと日傘に入るのもいいですね。
荷物が多かったり、上の子のお世話で日傘がさせない場合
できるだけ建物の陰などで日差しを避けるようにしましょう。
そして、午前10時から午後14時の間に外出することをなるべく控るようにしましょう。
この時間帯は一番日差しが強く、紫外線の降る量が一番多いからです。
あとは、赤ちゃんは汗をいっぱいかきますので
その都度拭き取って日焼け止めを塗り直してあげましょう。
これが日焼け対策の基本となります。
他にできる対策としては、
サングラス(色付きでないものがベター)をかけさせることで、
目から入る紫外線を防ぐことができます。
著しく日差しの強いところで外出する必要がある場合は、
赤ちゃん用のサングラスを持っておくと安心ですね。
また、日焼け対策だけでなく、こまめな水分補給も必ず忘れずにしましょうね(*^^*)
日焼けをしてしまったとき
では、日焼けしてしまったときのアフターケアはどうしたらいいでしょうか?
日焼け=軽度の火傷のようなものです。
外出の後に肌が赤く火照ったような感じになっていたら、
きちんと、このアフターケアをしてあげるようにしましょう。
まず常温の水で濡らしたガーゼやタオルを
日焼けして赤くなったところに当て、熱を冷まします。
赤ちゃんのお肌はデリケートなので
擦ったり、極端に冷たいものを当てることは避けるようにしてくださいね。
次にベビークリームなどを冷やしたところに塗りましょう。
赤ちゃんが日焼け跡を触って、クリームが落ちてしまうことがあるので、
そのときはもう一度塗りましょう。
軽い日焼け程度であればこれぐらいのケアで十分ですが、
日焼けがひどい場合、機嫌が悪かったり不快そうにしている場合など
何か異常があるようであればすぐに小児科か皮膚科を受診しましょう。
まとめ
赤ちゃん期はなにかと気を遣うことが多くて、本当にお母さんは大変ですよね。
でも、日焼けが心配!怪我が心配!
なんて言っても、全く外に出ないようでは逆に不健康ですから(^^;)
あんまり神経質になりすぎず、
おおらかな気持ちでお外で遊べるのが良いかなと思います。
ただ、お子さんの様子をよく観察しながら、
なにか異常がないか、常に健康に気を配ってあげたいものです!