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【映画】妖術秘伝・鬼打鬼

2017/09/14

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後に空前のブームとなる『霊幻道士』シリーズの元ネタ的作品であり、
サモハンホラー3部作の1作目。
(残りの2作は『霊幻師弟 人嚇人』と『霊幻百鬼 人嚇鬼』)

正式な続編としては1990年に『鬼喰う鬼(鬼咬鬼)』が公開されていますが
こちらも別にストーリー上の繋がりは無いとのこと(笑)

さて鬼打鬼!初見時からあんまり気張らずに観たんですが、
思いのほか面白かったです(*^^*)

この映画は何回も観たくなる〜!


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妖術秘伝・鬼打鬼(1980年)作品詳細

別題 鬼打鬼(原題)
Spooky Encounters
Encounter of the Spooky Kind
燃えよデブゴン8
燃えよデブゴン8 クンフー・ゴースト・バスターズ、他
製作年 1980年
製作会社 嘉禾有限公司(ゴールデンハーベスト)
製作 鄒文懷(レイモンド・チョウ)
監督 洪金寶(サモ・ハン・キンポー)
脚本 洪金寶(サモハン・キンポー)、黃鷹
武術指導 洪金寶(サモハン・キンポー)、洪家班、林正英(ラム・チェンイン)
元彪(ユン・ピョウ)、陳會毅(チェン・フォンイー)
主な出演者 洪金寶(サモハン・キンポー)
鍾發(チュン・ファ)
午馬(ウー・マ)
林正英(ラム・チェンイン)
陳龍(チェン・ルン)
太保(タイ・ポー)
梁雪薇、他

 

●STORY

妻に浮気され、命を狙われ、さらに殺人の濡れ衣を着せられるという理不尽に見舞われる主人公(サモハン)。
しかもなんだかやたらと霊的なものに憑きまとわれていて…!

 

みどころ

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アクション

この鬼打鬼はいつにも増してアイデア満載!
エンタメ性抜群!(ノv`*)

ホラーとしても面白いんですが、
それをうまくサモハン流のアクションに絡めている
のが、
見ていて楽しいです。お腹いっぱい。

 

中でも筆者のお気に入りは
中盤の飯屋で急に暴れ出すサモハンの腕。

これはアシタカもびっくりの熱演…!

腕に振り回されて飛んだり跳ねたり
つまり、サモハンの1人芝居なわけですが、本当に器用ですよね〜(^_^;)

 

ラストの憑依合戦もテンションがあがりました。
双方、自分の身体に精霊?を憑依させて闘うという、変わり種バトル。

斉天大聖(つまり孫悟空)を憑依させている時のサモハンは
そのまんま、猿拳の使い手でしたね(笑)

サモハンの、赤の前掛けをして赤い槍を操る姿も、
コレがなんだか妙に華があって、筆者大好きなんです。
デブなのに画になるというか…似合ってるな~!って思います。

 

あとこれはアクションではないですが、
中盤あたりで脱獄したサモハンが
ゾンビといっしょにYMCAしてるところも、
可愛らしくて個人的に大変お気に入りです(*^^*)

 

 

キャスト

なんと、今作ではチュン・ファ(鍾發)さんが格好いい役です!
踏んだり蹴ったりのサモハンをサポートしてくれる唯一の味方として、
良い妖術使いの役を演じております。

いつも敵側にいる人が、こうやってたまに心強い味方になってくれてたりすると
たちまち大好きになっちゃう
んですよね(笑)ちょろいです。

身のこなしも華麗だし、カッコよくキマっているので
もっと味方役で登場する作品が沢山有ってもいいはずだ!って思っちゃうんですが…

 

みんな大好きラム先生は、今作ではまだ道士様ではありませんね(笑)
強面だけど内面はちょっぴりチャーミングなお役人様の役でした。

 

そして、前半に出てくるキョンシーなんですが、
聞いたところによると、演じているのはユン・ピョウなんだとか…

でもこれ、見ても私には全然分かりません(^_^;)
特殊メイクでお顔が見えないんですもん…!

分かる人には分かるんでしょうか…?(TωT)

 

筆者の気になりポイント

元祖キョンシー映画

キョンシー通(?)の間でも、この作品は"元祖"として有名なんだそうです。
後に始まるキョンシーブームの仕掛け人・サモハンが
最初にキョンシーを登場させた映画
がこれなのですね。
ただ、この映画でのキョンシーは
まだ『いろいろなホラー要素のうちのひとつ』ぐらいの扱いですね。

 

サモハンセクシーショット

この作品に限ったことじゃないですが…
サモハンも結構すぐ脱ぐタイプですよね(笑)

すぐ思いつくものだとファーストミッションとか上海エクスプレスとか、
デブという武器を余すことなく利用して笑いを取る、芸人の鑑か。

ただ今作はいつにも増してインパクトが強かったと思います。

フルヌードに赤い文字で全身くまなく法術ペイントを施されたサモハン、
カットがなかなか際どい…!!

さらに衝撃だったのは、このカットがDVDパッケージ等によく使用されているということ!
いや〜実に目を引く(?)絵面ですもんね。

使いたくなるの分かります。

 

インタビュー映像

筆者はこの作品もパラマウントジャパンから販売中のDVDで鑑賞したのですが、
こちらの特典映像のサモハン、

随分とナイスなミドルのちょいワルおやじ風じゃないですか…(*^^*)

う〜ん、カッコいいから悔しい笑)

 

商品化情報
2016年9月現在の情報によると
先日デアゴスティーニにより創刊された
『傑作カンフー映画ブルーレイコレクション』のラインナップ
この妖術秘伝・鬼打鬼も、ついに初めてブルーレイがリリースされるとのこと!
マガジン部分の内容も含めて、とても楽しみですね!

 

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